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RSS ついに最終回。シルクマーク・エキスポ報告 (5)

<<   作成日時 : 2010/12/22 23:59   >>

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思いがけず長々と綴ることになったシルクマーク・エキスポのレポート。今回でひとまず終わります。

今回買い求めた品については、また後日、「テキスタイルに見るインド伝統美」とでも題して、ご紹介します。

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このサリー。ド派手! と思いつつも、広げられている方へ吸い込まれたところ……。今まさに、どなたかがお買い上げ! でした。

写真を撮らせてもらっていいですか? と頼んだら、どうぞどうぞと、にこやかにおばさま方。「いい柄でしょ?」とうれしそうです。

こんな虹色を着こなせるのは、顔が派手なインドの女性たちだからこそ。

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よく見れば、インドらしく象とクジャクがモチーフになっています。かわいらしい。

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「あれ、見せてちょうだい!」
「これはどうかしら」
「いやいや、こっちも捨て難い!」

奥様方の炸裂する購買意欲とエナジェティックな様子とは裏腹に、同行している殿方たちは、疲労困憊の様子。

「いったい、何枚、買う気なんだ……」

殿方の声なき声が聞こえてきます。頬に手を当てて、いかにも心配そうなおじさま!

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まさに大バーゲンの様相を呈している人気店のブース。体格のいいご夫人たちが、押し合いへし合い、たいへんな熱気です。

その周辺をちょろちょろと動き回るわたし。どれにしようか迷っていると、

「迷わずにどっちも買っちゃいなさいよ! このクオリティでこの値段、それに豊富な品揃え、滅多にないチャンスよ!」

わたしに向かって言い聞かせるおばさまたち。いやはや。危険。

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いかん。

目が「派手な彩り」に疲れて来ました。素朴手織りコーナーで、ちょっと目休め。こういう着色のない、素のままのシルクもまた、気持ちがいいもの。

欲しいけど……ストールはもう、十分に持っているでしょ! と自分に言い聞かせて通過……。

と、隣のブースで、派手派手サリーに埋もれた「静かに上品な一枚」を発見! 

嗚呼、わたしを呼んでいるのはあの一枚だわ! 

と、おばさまがたの間をぐいぐいと入り込んで手に取ります。

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あ〜、これこれこれ! こういうのが欲しかったのですよ!!! 

色染めしていない、素のタッサーシルク。それにチカンカリ刺繍が上品に施されています。

さらには、落ち着いた色調のピンク、緑、そして金色の繊細な織りがすてき!

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あ〜、柔らかくて気持ちいい〜。やさしい感じ〜! 脱ぎたくない〜〜! 

というような一枚です。あの日あの時ムンバイでの興奮が蘇ります。

あの日、チカンカリ刺繍の「超すてき」なサルワールカミーズのマテリアルを見つけたのですが、あいにくサリーは見つけられませんでした。

あのマテリアルの刺繍よりは淡白なサリーですが、しかしこれで十分です。これはもう、即決! 

なにしろこのようなものは、一点もの。

「似たようなの、ないですか?」

と尋ねるのは野暮なこと。ないんです。たいてい。だから二度と出会うことはないのです。一期一会なのです。

この広大な会場の、何千枚、何万枚、いや何十万枚ものなかから唯一出会えたこのやさしさ。

これを見逃すことができましょうか。いや、できません。

※ムンバイでのあの日の興奮について知りたい方は、下記の記録をご覧ください。

■一期一会だもの。今日は見逃せない!  (←Click!)

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ちなみにこれがタッサーシルクの糸です。糸さえも、愛おしく見えてきます。シャレではありません。

今日は一枚購入で撤退です。これ以上ここにいてはもう、一期一会が乱発しそうですので。

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おっと。開催3日目にして、いまだスキンヘッドの彼女たち。なんともお気の毒なことです。

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だからって、この髪型も、いやだな。なんか、こわいな。

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このお姉さん(マネキンではない)の、髪の豊かなことと言ったら! インドの女性たち。いったいどれだけ密集した毛穴なんだろうといつも思います。

この髪を束ねたら、車一台くらい、平気で引っ張れそうです。

そんなわけで、シルクマーク・エキスポ「氷山の一角」レポート、今回で終了です。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
シルクマーク・エキスポ報告、お疲れ様でした。(笑)
チカンカリ刺繍の上品な逸品が見つかり、
よかったですね!”派手派手サリーに埋もれた「静かに上品な一枚」”まさにそれがですね。
「素朴手織りコーナー」では私だったら触りまくり、頬ずりまでしてしまいそうです。(笑)
ところで気になってのですが、インドの方は古くなったサリーを何かにリサイクルしたりはしないのですか?代々受け継いだりとかしないのですか?古くなったサリーの
行く末が気になります。
ひとみ
2010/12/23 11:18
2枚目の虹色の格子に象の布ですが、もっと格子を細かくすると私の若い頃のお稽古用紬の着物にそっくりです。
あぁー、今では着るのに躊躇しますが大好きな色合いです。
よっしー
2010/12/23 12:53
ひとみさん 古くなったサリーは、重ねて縫い合わせてブランケットのようにして使ったりされてます。もちろん捨てずにぼろぼろになるまで使うようですよ。最後には布ナプキンのようにする人もあるとききました。この再利用については、またいつか記事にしますね。
まるはんみほ
2010/12/23 19:04
よっしーさん
ツイッターにコメントをしてくださったよっしーさんですよね? 日本の着物をお召しになるとのこと。わたしも今になって、非常に関心を持つようになりました。着物好きの友人曰く、インドのサリーとの共通点が本当に多いようです。その似たサリー、拝見してみたいです。
まるはんみほ
2010/12/23 19:05
美穂さん、「サリーの再利用」のレポート、楽しみにしています!!!
私はパッチワークが好きなので、いつか
サリーのキルトにも挑戦してみたいです。
ひとみ
2010/12/23 20:56
みほさんへ、
はい、ツイッターでもつぶやいてます。
今夏インドへ行ったので、その際このホームページをみつけたのが先です。
これからも、両方でお世話になります。
よっしー
2010/12/24 09:47
レポートありがとうございました。美しい刺繍地のサリーを御入手されて羨ましい限りです。

このレポート画面の向こうから伝わってくるコーフンを引きずったまま、インド系の衣料品の通販サイトなど見てしまった日には、乏しいボーナスも、収納場所もぶっ飛んでしまいそうな恐怖感。。。。。

それにしても、素晴らしい目の保養になりました。ありがとうございます。

これからも楽しいレポートを心待ちにしております。


Patapon
2010/12/24 16:39

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